第77回 京都管理会計研究会

日 時: 令和元年7月13日(土)15:00~18:00
場 所: 京都大学 吉田キャンパス 総合研究2号館3階マルチメディア講義室
報告者: Chris Akroyd 氏(Oregon State University) 
テーマ: A case study of management control practices in a family retail business

京都大学経営管理大学院・経済学研究科は、令和元年7月13日、総合研究2号館3階マルチメディア講義室にて第77回京都管理会計研究会を開催しました。本研究会は、研究者・実務家・院生を対象に管理会計研究の最先端の研究成果について知見を共有することを目的にしております。
 当日は、Chris Akroyd氏(オレゴン州立大学助教授)により、「A Case Study of Management Control Practices in a Family Retail Business」と題した報告がなされました。小売業を営んでいるフィジーのファミリービジネスにおいてマネジメントコントロールがどのように実践されているのかについて検討され、購買部門ではファミリーメンバーによる非公式のコミュニケーションなどの非公式のコントロールが実践されている一方で、販売部門では公式の組織図に則った指示命令や画一的な実践、目標設定などの公式のコントロールがファミリーメンバーではないマネジャーによって実践されていることが示されました。
 参加した約15名の研究者・院生や実務家などと講演者との間で活発に議論が交わされ、盛会のうちに終了しました。

講演するChris Akroyd 氏

 

 

 

 

 

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