[受講生の声] 小林由香

小林由香

小林由香(3期生)

本プログラムに参加して学んだこと

 税理士として約30年間実務に携わってきたところ、経験に基づき、経営相談や経営支援を行っているところがあり、管理会計等の経営管理手法について体系的に学ぶ必要性を感じておりました。 
時代の大きな流れのなかで、会計専門家に対するニーズはますます多岐に渡っており、生き残っていくためには、そのニーズに応じたサービスの提供を行い、更にそこから新たな価値を創造していくことが重要と考えます。
本プログラムに参加して、澤邉教授をはじめとする経営会計の最先端で活躍される先生方のもと、実務家として培ってきた手法について、幅広く学術的な観点をまじえた検証を行い、かつブラッシュアップすることができました。

今の仕事にどのように役立っているか

 今後の具体的なビジョンとしては、事業の創出、M&A、再建などに際し、法律事務所などと連携し、税理士事務所の枠を超えた統合型のビジネスコンサルティングを強化して参りたいと考えております。
本プログラムのコンサルティング実習で身に着けた体系的な知識と実践的ノウハウを活用することで、地域企業の経営者に向けて、よりスピーディーかつ的確に、経営課題の解決や経営戦略の策定等のコンサルティングが出来るようになりました。
上級経営会計専門家としての守備範囲が拡大し、企業規模の大小や業種を問わず仕事が広がりつつあります。

これからの受講生へのメッセージ

 地球上の多くの国で、誰もがそうであると思いますが、今までに経験したことのない命の危険と経済への不安に怯える年となってしまいました。わずか数か月で生活様式も変化し、命を守るため、色々と折り合いを付けて行かなくてはなりません。しかしこのような行動制限のもとでは、生き残っていくための新たな価値が生み出され、イノベーションが進むと言われており、上級経営会計専門家にとっても、ある意味チャレンジの年であると考えます。
このようなタイミングにおいて、本プログラムで同期の受講生の方々と切磋琢磨しながら学んだことは大きな糧となっています。広い視野で、経営の問題解決に向かう力が付いたことは私にとって大きな1歩となりました。
素晴らしい先生方とスタッフの皆様のもと、是非新しい一歩を踏み出してください。