上級経営会計専門家(EMBA)プログラムで何を学びましたか?
経営とは、ミッションを達成するために「戦略」を明確することである。それは、経営者が自ら考え、気づき、組織に関わる協力者(共感者)をつくることが重要である。そして、「経営者は孤独である」と言われる通り、経営者には「コーチ」が必要である。
今回の学びを通して、我々、「コーチ」の「質」が企業のゴーイングコンサーンに少なからず影響を及ぼす可能性があると実感した。コーチングをベースとして、MCSを一つ一つ実践していくことが経営会計専門家の役割であることを体験を通して学ぶことが出来た。
上級経営会計専門家(EMBA)プログラムで学んだ結果,自分自身がどう変わったと思いますか?
経営会計専門家として、会計という側面だけでなく、戦略や組織など「経営」全体に目を向け、経営者の考えを「引き出す」意識が高くなりました。
今後上級経営会計専門家(EMBA)プログラムでの学びをどのように活かしたいと考えていますか?
VUCA時代は企業独自の強みや機会を活かして競争優位性を獲得することが生き残る条件になります。経営者が自ら戦略を考え、組織で実践し、検証する仕組みが今まで以上に重要になると思います。経営会計専門家は、経営者に伴走し多面的に状況を捉え、経営者の新たな気付きと可能性を引き出し、選択肢を広げることが大きな役割になります。
会計人として関わる企業の優位性を獲得するために、コーチングとティーチングを使い分けながら経営者に伴走し、1社でも多くの企業がそれぞれのビジョンを実現できるようサポートしていきたいと考えています。
次期以降の受講生にメッセージ
全8回で構成されるEMBAプログラムは、各回ごとのテーマに沿ってインプットやロールプレイングを行い、現役経営者様との実習を通して、最終的に経営計画を発表します。講義は大変なこともありますが、毎回必ず新しい気付きがあります。「企業経営を良くしたい」という同志が集う場なので、是非、有意義な時間にしてください。
