上級経営会計専門家(EMBA)プログラムで何を学びましたか?
◇コンサルでもなく、ティーチングでもない、コーチングスキルの重要性
会計専門家として経営者が考えるべきミッションやビジョン、戦略や事業計画の方法論を学ぶコースは世の中にいくらでもあります。あるいは、コーチング手法そのものを学ぶ講座もいくらでもあるでしょう。しかし、これらを掛け合わせて、京大教授陣による質の高い経営論とプロによるロープレコーチングを学びながら、実際の経営者へ経営支援を行う講座はここにしかないでしょう。
◇質の高い講師陣+受講生+メンター陣=三位一体で作り出された熱い空間
講義をして下さる講師陣の質の高さはもちろん、受講生の方々やメンター方も選び抜かれた精鋭達で、上昇志向の強い方々ばかりです。セッションを重ねるたびに脳に汗をかき、その度に多くの学びを得ることができました。後にも先にも、あのような熱い空間を味わう機会はないでしょう。
特に、士業やコンサルタントこそ、経営者の想いを「聴く」コーチングスキルを身に着けることで、本当の意味での「伴走支援」ができるようになると考えます。
上級経営会計専門家(EMBA)プログラムで学んだ結果,自分自身がどう変わったと思いますか?
これまでの一方的なアドバイス型支援から、経営者との対話を重視したコーチング型のアプローチに変わりました。月に一回のコーチング経営支援を行うごとに経営者との距離感が縮まり、まさに「膝と膝がくっつく」距離で、白紙とペンであーでもない、こーでもない、と何時間も話すようになりました。これにより、クライアントとの信頼関係が深まり、経営者自ら主体的に「ちょっと先の未来」について考えてもらえるようになりました。
自分の会社も、どう経営したらいいか?を深く考えるようになり、自身のリーダーシップやコミュニケーションスキルも向上できたのではないかと思います。
今後上級経営会計専門家(EMBA)プログラムでの学びをどのように活かしたいと考えていますか?
この学びを活かして、経営者を「すぐ隣で」伴走しながら、コーチとしての役割を果たしていけるようになりたいです。すなわち、コーチングを通じて、経営者が自らのミッションや目標を明確にし、自律的に戦略的に動けるようにすることで、日本の中小企業の生産性を高めて日本経済を強くしていくお手伝いをしていきたいです。
さらに、このコーチング×経営戦略のフレームワークをより強化した支援プログラムの開発や後進の育成にも取り組んでいきたいと思います。
次期以降の受講生にメッセージ
繰り返しになりますが、これほど質も高く、脳に汗かく実践的な講座はありません。 いい歳のオトナがかっこ悪い部分もさらけ出しながら、それでも一歩一歩階段を這うようにして上る自分を同期が後ろから押してくれますし、そのプロセスを多くの講師陣、メンターの先輩方が厳しくも優しくサポートしてくださいます。
この半年間は間違いなく、人生の中で最も濃密で思い出深い時間となることでしょう。
そんな貴重な時間の一瞬一瞬を心に刻みながら、そして人の縁を大切にしながら大いに学んでください!!
