上級経営会計専門家(EMBA)プログラムで何を学びましたか?
京都大学のEMBAでは、コーチングを中心とした組織開発の手法と、ファイナンス会計など経営に欠かせない数値管理のツールを融合させ、実務に直結する形で学べるのが大きな特徴でした。全8回の講義を通じて、MVV(Mission・Vision・Value)策定から、経営計画・ファイナンス計画の作成、さらには中長期経営目標とKPIの設定までを体系的かつ実践的に学び、“学術的アプローチ”と“現場での実行力”が絶妙に組み合わさっていたと感じます。
上級経営会計専門家(EMBA)プログラムで学んだ結果,自分自身がどう変わったと思いますか?
コーチング思考が身についたことで、事務所メンバー一人ひとりの可能性をどう引き出すか、自然と考えるようになりました。また、経営会計やファイナンスの視点から数字を細やかに“見える化”できるようになり、組織としての意志決定や目標管理の精度が格段に上がったと感じています。
今後上級経営会計専門家(EMBA)プログラムでの学びをどのように活かしたいと考えていますか?
学んだコーチングや経営会計手法を日々のコミュニケーションや管理体制に積極的に取り入れたいと考えています。
具体的には、定期面談やプロジェクト単位でのKPI策定を強化し、メンバーが主体的に動ける組織づくりを推進する予定です。
また、今後は自社でもコーチングを活用した経営計画策定のサービスを展開していきたいと考えています。これまで培ってきた税務・会計領域でのノウハウに加え、コーチングによる「経営者と組織の可能性を引き出す」プロセスをご提供し、お客様の中長期的なビジョン達成をサポートしていきたいと思います。
次期以降の受講生にメッセージ
EMBAは座学と実践がバランス良く組み込まれたプログラムなので、学びがすぐに自社・クライアントへ“落とし込める”のが魅力です。コーチングはやってみることで初めて腑に落ちる部分が大きいので、ぜひ恥をかくのを恐れず、積極的に挑戦するのが良いと思います。
また、同じような悩みを抱える受講生との情報交換は財産になります。プログラム終了後も定期的に交流を続けることで、学びがより深まると思います。
