第86回京都管理会計研究会

日 時: 令和3年3月13日(土)13:30~17:00
場 所: オンライン講座(ZOOM利用)
報告者: 尻無濱 芳崇 氏(神奈川大学)、黒木 淳 氏(横浜市立大学)
テーマ: 「管理会計における診断学の構想」

京都大学経営管理大学院・経済学研究科は,令和3年 3月13日,Zoomを用いたオンライン会議として,第86回京都管理会計研究会を開催しました。本研究会は,研究者・実務家・院生を対象に管理会計研究の最先端の研究成果について知見を共有することを目的にしております。
当日は,尻無濱芳崇氏(神奈川大学准教授)・黒木淳氏(横浜市立大学准教授)より「管理会計における診断学の構想」と題し,新しい学問体系である診断学について紹介がなされました。
診断学とは,管理会計を用いて「企業の病気」の診断および適切な治療を行うために必要な枠組みを探求するものです。
報告では,企業のおかれている状態が異なれば経営改善のために必要となる管理会計実践が異なること,企業の病気の分類を行ったうえで病気ごとに対応する治療方法を検討するのが重要であることなどが指摘され,具体的な診断学の展開方法について議論がなされました。

参加した約30名の研究者・院生や実務家などと講演者との間で活発に議論が交わされ,盛会のうちに終了しました。

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